セミナー申し込みを管理するツール

セミナーの申し込みツールはとして代表的なものには、

• Googleフォーム
• フォームズなどASP型サービス
• メール配信システム
• WordPress用のプラグインContact Form 7

などがあります。

結論から言うと、セミナー申し込みをツールとしてお勧めなのは、メール配信システムです。

セミナー申し込みツール選びのポイント

セミナーの申し込みツール選びのポイントは、

1. 有料か無料か
2. 設置・設定が簡単か難しいか
3. 自動返信が送信できるか
4. 顧客管理機能があるか

です。

① 有料か無料か

無料で使えるセミナー申し込みツールもありますが使い勝手を考えると有料のしっかりしたセミナー申し込みツールがお勧めです。
有料のセミナー申し込みツールには月額数万円の本格派から数千円程度の安価なものまでありますが、セミナービジネスで申し込みツールに月数万円も使ってしまうと回収が大変なので、なるべく安い価格で必要な機能そろっているセミナー申し込みツールを選びましょう。

② 設置が簡単か難しいか

セミナー申し込みツールの設置方法には２つあり、HTMLコードを自分のセミナー申し込みページに貼る方法と、自分のセミナー申し込みページにリンクを貼って外部のセミナー申し込みフォームのURLに飛ばす方法があります。
より簡単なのはリンクを貼って外部のセミナー申し込みフォームのURLに飛ばす方法ですが、拡張性には難があります。
一方のセミナー申し込みフォームのコードを自分のページに埋め込む方法はカスタマイズしやすいですが、ある程度のITリテラシーが求められます。

③ 自動返信が送信できるか

申し込みと同時に自動でサンキューメールを送ってくれる機能は、セミナー申し込みツールとして必須です。
セミナーを申し込んでくれた人に、自動返信を使って振込先を伝えたり、受講票・受講者ナンバーなどを送るツールになるからです。

④ 顧客管理ができるか

セミナーは単発ではなく何度も繰り返し開催したり、違うセミナーを開催したりするでしょう。顧客データがたまっていくので、顧客管理ツールがないと後々管理しきれなくなることがあります。

セミナー申し込みフォームを作るサービス

セミナー申し込みツールの主なものを４つのチェックポイントで比較すると下の表のようになります。

	Googleフォーム	ASP	メール配信	Contact Form 7
コスト	○	×	○	○
簡単	○	○	○	△
自動返信	×	○	○	○
顧客管理	△	△	○	×

Googleフォームは無料で申し込みツールとしては使い方も簡単ですが自動返信機能がありません。（スクリプトを組み込めば可能ですがある程度の知識が必要です）
GoogleフォームとContact Form 7の顧客管理ツールは単発なので繰り返しセミナーを開催する際には申し込みツールとして使い勝手に難があります。

メール配信サービスは有料ですが、セミナービジネスをされている方ならすでに契約していると思いますので、追加料金なしで申し込みツールとしても使えるという意味でコストパフォーマンスもよく、４つのポイントすべてで合格です。

メール配信サービスの代表例は、アスメル、メール商人、エキスパートメール、Jシティなどですが、まだまだたくさんありますのでセミナー申し込みツールの４つのポイントを参考にもっとも適したツールを探してみてください。

ちなみに弊社では「MailChimp （メールチンプ）」という海外のサービスを使っています。圧倒的に高機能ですが、日本人で使っている人が少ないため日本仕様に対応しておらず、操作画面などもすべて英語なので万人にはお勧めできません。

セミナー申し込みを管理するツールのまとめ

セミナー申し込みを管理するツール選びのポイントは、

1. 有料か無料か
2. 設置・設定が簡単か難しいか
3. 自動返信が送信できるか
4. 顧客管理機能があるか

です。
セミナー申し込みツール４つのポイント全てを満たしているのはメール配信サービスです。
非常に多くのサービスが提供されていますので、
予算や使い勝手などあなたのご要望に合ったタイプのものを探してみましょう。

セミナーを効率的に運営する方法については自動的に集客できる仕組みの作り方も参考にしてください。