集客が楽になるセミナーの価格設定

セミナー 価格設定

セミナーの価格をいくらにすればいいか?
これは多くの主催者がセミナー企画時に直面する悩みだと思います。

セミナーの価格設定はセミナーの成功に大きく関わる部分なので、
慎重に考えて決定する必要があります。

それにも関わらず、ほとんどの主催者はセミナーの価格設定に失敗しています。

多くの主催者が陥ってしまう失敗・・・
それは1回のセミナーで収益を出そうとすることです。

断言しましょう。
これでは100%セミナービジネスで収益を上げることはできません。

では、どのように価格を設定すればいいのでしょうか?

ここで重要になってくるのが、‘バックエンド’という概念です。

セミナーの価格設定はバックエンドも含めて考える

以下の図をご覧ください。

この図はセールスファネルと呼ばれています。
ファネルとは英語で「漏斗」の意味であり、ステップが進むにつれて
段々と人数が絞られていく過程を表しています。

セミナーで言うと、フロントエンド、ミドルエンド、そしてバックエンドと進んでいくうちに
人数が減少していく一方で、価格が高額になっていきます。

それぞれのセミナーの特徴は以下の通りです。

フロントエンド:お客さんとの出会いの場。お客さんが何を学ぶべきかを伝える。
ミドルエンド:フロントエンドのステップアップバージョン。
バックエンドエンド:主催者が持っている最大価値を提供する場。

この3つのセミナーがあることで、セミナービジネスは循環していきます。

ですので、価格を付けるときにはバックエンドから逆算して設定することが重要です。
例えば、バックエンドが10万円だとすると、
ミドルエンドがそれより安い金額、さらにフロントエンドは安い金額となっていきます。

広告を使えると集客が楽になる

セミナーを開催する際には、広告を出すことを検討しましょう。

広告は、ビジネスにレバレッジをかけるのに有効です。
広告を使うのと使わないのでは、ビジネスの回るスピードが格段に変わってきますし、
勝率も全く変わってきます。

広告はそれだけ見ると経費となりますが、広告を使うことで
集客を加速することができ、ビジネス全体の収益を上げることが可能になります。

それではどのように広告費を捻出すれば良いのでしょうか?

参加費1,000円のフロントセミナーの利益から広告費に当てればいいか?
もちろん不可能です。

広告費はミドルセミナー以降で回収する必要があるのです。

フリー、フロントエンドはお客さんとの出会い。
ミドルエンドでは広告費の回収。
バックエンドで収益を出す。
というイメージで価格設定を行うことをお勧めします。

具体例を見ていきましょう。

下の図を見てもらうとわかるように、
広告費15万円をかけて150人のリストを集め、その費用をミドルセミナーで補完し、
バックエンドセミナーで収益を出していることがわかります。

このように予めセミナー全体の詳細設計をすることで、
いくら広告費を使えるのか、それぞれの価格をいくらに設定すればいいのか
といったことが明確になります。

集客が楽になるセミナーの価格設定のまとめ

最後に価格設定をする上で、もう1つ大切なことをお伝えします。

セミナーの価格設定を難しくしている要因として、
セミナーは形のないものであるということが挙げられます。
形のないものに価格を付けることは難しいですね。

だからこそ、価格設定はあなたの覚悟なのです。

競合の価格がどうこうではなく、
あなたの提供価値はいくらなのか?
お客さんの期待値はいくらなのか?

これらを考えることで、適正なセミナーの価格が決まってくるでしょう。

さらに上級手段として、早期割引など、価格設定を変えるタイミングを予めスケジュールする方法もあります。

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