魅力的なフロントエンド商品が集客を加速させる

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魅力的なフロントエンド商品が集客を加速させる

2014.5.24 [セミナー集客]

フロントエンド商品は集客商品とも言われ、
フロントエンド商品そのものの魅力が集客力を決定づけるというほど大事なものです。

「フロントエンド商品だから適当でいいや」「体験版だから低価値でいいや」

という考え方は間違いです。
フロントエンド商品だからこそしっかり価値を提供するという姿勢でなければ、
集客は必ず失敗します。
集客を加速させるためには魅力的なフロントエンド商品づくりが極めて重要です。

フロントエンド商品が集客を加速するワケ

フロントエンドという考え方はセールスファネルという概念の一部です。
セールスファネルについては別項で詳しく解説していますが、
簡単に言うと、
バックエンド商品を安心して買っていただくために、
フロントエンドで商品の価値を体験していただくという役目をもっています。

言い換えれば、フロントエンド商品に魅力を感じたかどうかで、集客率がまるで変ってしまい、バックエンド商品が売れるか売れないかが決まるということです。
もし、「フロントエンド商品だから低価値でいい」という思いで見込み客に提供してしまうと、見込み客はあなたの商品に対する興味を失い、集客は落ち、反応率は極端に下がります。
反対に、「フロントエンド商品なのにこんなにすごい」と思われると集客は向上し、反応率は途端に跳ね上がります。

見込み客に「フロント商品だから」と思われるのと、
「フロントエンド商品なのに」と思われるかで大きく結果が異なるのです。

「フロントエンドなのに・・・」と感じた見込み客の心境変化のプロセス

フロントエンドなのにすごい価値がある→この人の手法は確かに効果がある→この人の言うことは信頼できる→この人のバックエンドも期待できる

「フロントエンドだから・・・」と感じた見込み客の心境変化のプロセス

フロントエンドだからしょせんこんなものか→この人の手法に価値はあるのだろうか→商品に自信がないから出せないのでは？→バックエンドも期待できそうもない

バックエンド商品を販売するためには一人でも多くの人にフロントエンド商品を味わっていただく必要があります。
集客を加速するためにはビジネス全体の中でも一番キャッチーな部分をフロントエンド商品化することです。

魅力的なフロントエンド商品の設計方法

フロントエンド商品はバックエンド商品の一部を体験していただくというコンセプトで設計します。
フロントエンド商品で集客を加速するために、フォーカスすべき重要なポイントは３つです。

①簡単に成果がでる
②明らかに他と違って面白い
③多くの人が悩んでいるポイント

一つずつ解説します。

①簡単に成果がでる

あたなのビジネスの中にも次の二つの要素があるはずです。

１）本質的な問題解決手法で大事だけど時間がかかる
２）テクニック的な手法で根本的な解決はできないけれど目に見える成果が出る

フロントエンドでは目に見える結果がすぐ出るテクニック的な問題解決手法をフロントエンド商品化します。
本質的な問題解決をしようとしても信頼関係ができていないので見込み客は本質的な問題まで踏み込んでくれません。
まずはフロントエンドで、小さな成果を上げてもらいます。簡単にやって成果がでればお客さんからの信頼を劇的に上げることができるのです。

②明らかに他と違って面白い

フロントエンド商品を提供した段階では見込み客はあたなに対して信頼感もなければ、あなたのことも知りません。
他の人と同じようなことを言っていたら、他のサービスや他のコンサルタントとの違いが分からないので選びようがないのです。
フロントエンド商品は明らかに差別化されているあなた独自のコンテンツであり、かつ、面白いものでないとなかなか興味を惹いてくれません。
独自性だけだと「変わった商品」で終わってしまいますが、そこに「面白さ」があれば見込み客はライバルではなくあなたのことを選んでくれるでしょう。
他の人と明らかに違ってかつ面白い、それがつまり「キャッチーである」ということです。

③多くの人が悩んでいるポイント

見込み客は潜在的な問題ではなく顕在的な問題で悩んでいます。
あなたのコンサルティングやサービスの価値が本質的な問題解決にあったとしても、見込み顧客は自覚していないので反応してくれません。
まずは多くの人が顕在的に自覚している問題にフォーカスすることでフロントエンド商品を選んでいただきます。
本質的な問題解決はフロントエンドの段階でする必要はなく、信頼関係ができてきてからバックエンド商品として購入いただけばいいのです。