セミナーの企画の悩み『料金設定』をどう考えるか?

セミナー企画

セミナーは仕入がないビジネスなので料金の自由度が高く、
無料から100万円ぐらいする高額セミナーまでさまざまなセミナーが企画されています。
自由度が高いだけに金額をどうするかは難しい問題であり、
セミナー企画で提供する価値や講師力、会場のグレードなどの定量化できる要因だけではなく、最終的にはセミナー企画者がどう考えるかの問題になります。
多くのセミナー企画者が悩む料金設定について今回は解説します。

セミナー企画で必ず抑えるべきポイント

セミナー企画をする際に企画者が必ず抑えるべき重要なポイントがあります。
ビジネスが成り立つかどうかをわけるほど重要なポイントは、
あなたが企画したセミナーはフロント商品なのかバックエンド商品なのかを明確にすることです。
フロントは集客を目的としておりお客さんにあなたの商品を体験していただき、価値に気付いてもらう第一歩です。
バックエンドはあなたが顧客に対して最大の価値提供するところで収益も大きい
ビジネスのコア
となるような部分です。
本来はバックエンドの高額を売りたいのですが、あなたのことを何も知らない顧客にいきなり買ってもらえないのでまずはフロントセミナーを体験していただき、次につなげていくのがセミナーマーケティングのあり方です。
あなたが今企画しているセミナーはフロントですか? それともバックエンドですか?
セミナー企画がビジネスの構造のどこに位置づけるか明確にすることから料金設定を考えましょう。

セミナーマーケティングの考え方はセミナー企画は
バックエンド商品から逆算せよでも詳しく解説しています。ぜひ合わせてお読みください。

セミナーの料金設定を企画せよ

具体的にセミナー企画の価格をどうやって決めるかです。

フロント商品の料金設定の考え方

フロントセミナー企画で大事な考え方は収益をとることではなく
いかに集客して次につなげるかです。

したがって、高額化しすぎると集客ができないという本末転倒の結果になります。
とはいえ、あまり安売りしてしまうとあなたのブランドが下がってしまうリスクがあります。
基本的には0円から高くても1万円で抑えるのがセオリーですが、1万円のセミナーは内容によっては高額にあたるので同業他社の企画と比較検討してみてください。
ブランド価値を下げずに集客力を増すためには、あなたが設定した金額に早期割引やキャンペーン割引など何かしらの特典企画を適用し、30~50%値引きした金額で期間限定販売することです。期間による特典についてはどのセミナー集客方法でも使える破壊力抜群の方法をご覧ください。
クライアントにしてみれば申し込みやすい価格になる上に、あなたが設定した価格は守られブランドが崩れることはありません。

バックエンド商品の料金設定の考え方

基本的に粗利が30万円以上になるようにしましょう。
30万円ぐらい粗利がとれると経費が使えるようになりビジネスの勝率が飛躍的に高まります。
金額をすぐ上げにくい場合、フロントとの間にミドルエンドを作ったり、あるいは、現在のバックエンドの後ろにさらに高価格のバックエンドをもう一つつくったりして、価格の階段を設定することをご検討ください。
いずれにしても、商品を高単価化するということは、あなたの提供の価値をどれだけ高められるかということです。
いかにしてセミナー企画のレベルを上げて高付加価値化した商品をつくるかを必死で考えてみてください。

セミナーの企画の悩み『料金設定』をどう考えるかのまとめ

セミナー企画をする際に、あなたが企画したセミナーはフロント商品なのかバックエンド商品なのかを明確にしてから料金設定しましょう。
フロントは集客してバックエンドにつなげるのが目的なので、
料金設定の考え方は高すぎず、安過ぎず、0円~1万円の間で、同業他社と比較手検討して決めましょう。
バックエンドは粗利を30万円以上とれるようにすることが目安です。現在の商品の値段を上げにくい場合は、ミドルを作ったり、現在のバックエンドのさらに後ろにより高額なもう一つのバックエンドをつくるなどして価格の階段を設けると効果的です。

セミナー企画の料金設定については集客が楽になるセミナーの価格設定でも解説しています。あわせてお読みください。

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